研究センター概要
目的
先進ものづくりシステム連携研究センターは、産学官の連携 ※1 により、ものづくりに関する先進的・革新的研究開発を進め、
高付加価値生産（rapid and high value manufacturing）、
環境対応型生産（environmentally conscious manufacturing）ならびに
省資源型生産（manufacturing with the minimum natural resources and less amount of rare metals）に貢献します。
航空機製造に関する共通の課題（common pain）を解消するため、現代社会の持続的発展のための主要素材のひとつである炭素繊維複合材料の加工技術などの研究開開発をおこないますが、本連携研究センターでは航空機製造技術に限ることなく、広くものづくり全般の共同研究 ※2 を推進します。
研究対象
| 1. 高付加価値生産技術 | 炭素繊維複合材料・チタン合金、アルミ・リチウム合金の 高品位、高能率、高速切削加工技術、高精度計測、高精度検査技術 |
| 2. 環境対応型生産技術 | 切削油剤 電力消費を大幅に減少させたセミドライ加工技術 製造工程からの排出物を最小化した高能率生産加工システム |
| 3. 省資源型生産技術 | チタン合金の切りくず除去量の最小化や切りくずのリサイクル タングステン、チタン、コバルトなどのレアメタルを大量に含む切削工具の寿命延長技術等 |
千葉県柏市柏の葉5-1-5
東京大学生産技術研究所